海と夕日廷画の注文から納品までの流れは、次のようになります。
テレビ局や新聞社から法廷画の発注があり、受注が決まると、事件の詳細についてメールやFAXで送られてきますので、ネットで被告の顔を検索するなどして、イメージを掴んでおきます。スケッチブックや画材などの準備をして、裁判所に向かいます。
公判前に、裁判所のロビーなどで担当者と会って、打ち合わせを行います。裁判の経緯の説明を受けたり、描いてほしいポイントや構図、必要枚数など内容の確認をしっかり行います。
開廷後は、記者席以外ならどの席でも自由に座れます。早い者勝ちですので、被告人の様子を観察しやすい席に座り、被告人が入廷したら、すぐにスケッチを開始します。限られた時間で複数枚の法廷画を描くことになりますので、同時進行で下書きを進めます。ラフ書きしかできませんので、服装や色などは余白にメモしておきます。


裁判終了後に担当者に下書きを見せて、OKなら仕上げ作業に入ります。下書きは鉛筆画で、色付けは水彩や色鉛筆、スキャナで取り込んでデジタルで着色など、描き方は、法廷画家ごとにさまざまです。
出来上がったら担当者に送付し、受け取ったことを確認したら納品完了です。請求書を作成して送付します。